関係の質を考えるチームビルディング用ゲーム「ベストチーム」
今回は関係の質を考えるチームビルディング用ゲーム「ベストチーム」をご紹介します。
関係の質を考える時に、座学で学ぶもの良いと思いますが、弊社では体験から学ぶ、ということでビジネスゲームと呼ばれるツールを使っています。
ベストチームはカードゲーム型の研修プログラムで、青いカードが行動カードと呼ばれており、ゲーム開始時に1チームにつき5枚程度配布されてます。
なお、この行動カードは全22種類あり、そのうち11種類が関係性についてのカード、残りの11種類が成果についてのカードとなっています。
上画像の褒める文化というカードは関係の質を高めるための行動カードであり、青いカード右下の必要枚数に記載されている通り、このカードを2枚集めると講師から右側の赤いカード(得点カード)がもらえます。
赤い得点カードには褒める文化によって、業績と関係性にどのような影響があったかを表す得点が記載されています。褒める文化については業績ポイントが+1、関係性ポイントが+2となっており、業績も関係性もよくなるというカードでした。
一方で、このような得点の配分となっているカードもあります。
細かな指示というカードは行動を上司に細かく管理されることで仕事は進み、成果はでるが、上司との関係性としてはあまり良いものではないという得点配分になっています。
ゲームでは業績ポイントと関係性ポイントのバランスをとりつつ、両方のポイントを最大化していくことが求められます。
業績も関係性も良いチームをベストチームと呼んでいます。
このゲームを実施すると、受講者は「今、うちのチームは関係性ポイントが低いから、関係性を高める行動カードを集めよう」といった話し合いが行われます。
実は、どの行動カードを集めると、業績ポイントや関係性ポイントが何点上がるのかは明らかにされていません。つまり、受講者は関係性ポイントが上がりそうな行動カードを予想してカード集めに向かうのです。
※某社での実施の様子
この関係性ポイントが上がりそうな行動カードを予想するという行動が、ゲーム後の振り返りで、関係の質を上げるための行動は何なのか?を考えるのに役立ちます。
実際のゲームではカードを集めるために他のチームへ足を運んで、カード交換の交渉を行い、自分たちに必要な行動カードを集める必要があります。
※某社での交渉の様子
ベストチームを実施いただいた株式会社クラベス様の実施レポートでは、下記のような記述がありました。
「ゲーム楽しかったね」で終わりではなく、振り返って考えることで、
より定着できる要素が詰まっています。
むしろ、ゲームよりも振り返りワークの方が価値が大きいのではと思っています。
クラベス様の実施レポートはこちらからご覧いただけます。
クラベス様でのベストチーム実施レポート
2024年2月現在、ベストチームの導入社数は約90社となっており、アンケートの受講者満足度は5段階評価で4.94となっております。
※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
ベストチームの実施概要はこちらをご覧ください。
また、ベストチームについての他の記事はこちらをご覧ください。